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サンデータイムズ番外編

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サンデータイムズ番外編

週に一度、1組Miniオーナーさんをピックアップして取材させていただいているサンデータイムズ。

今日は、そんなサンデータイムズの番外編♪

いつかは、みなさんにお伝えしたいなって思っていた凄腕のキングスロードのカナメの1人板金技術一筋40年、キングスロード専属の板金常駐のプロフェッショナル 平田さんです。

私たちの出会いも本当にひょんなことからでした。

キングスロードの板金は、とにかく大変な事がたくさんなんです。笑

普通の技術ではなかなか出来ないことも多く、BossもみなさまのMiniとなればこだわりも強く、妥協を許しません。ですので技術者たちとの意志の疎通は必須です。

平田さんは技術力が経験と共に伴い、心の広さや人柄で、いつも『やってみよっか』と、

無理難題もやってのけます。

そんな平田さんは40年ほど前、まだご自身のことも〝青坊主〟というほどまだ青年だった頃に、今の技術の全てを教わる師匠に出会いました。

平田さんの道具には、市販では手に入れることのできないものがたくさん出てきます。

それは今の板金屋さんでは、なかなか見ないものも多いとか。でも、その道具一つ一つには特徴や長所がたくさんあり、全てが職人さんたちのアイデアの塊。ですからそのものたちは手づくりツールが集まります。

これどうやって作ったの?と思うものばかり。

それが鉄板を加工してサラにしたり、出っ張りを出したり、用途に合わせて何十個という道具を巧みに使いこなします。

その技は、キングスロードピットでやってもらっているのでよく、Bossや工場長と小さな調整なども直接打ち合わせすることで更に輝きます。

そんな平田さんの話はおもしろいですよー。板金の事や今まで経験された修理の事例など、質問したりするとたくさん教えてくださり、私にも知識を与えてくれます。

みなさんは、一つのものをやり通し続けていることってありますか?

それはどんな事でも共通する事があります。

仕事や、趣味、人との出会い、興味があったり好きだと感じる感性から一つのことを極めていく事は、どの事にも〝強さ〟が必要です。

強さとは誰にも負けない心の強さ。人と比べるのでなく、そんな強さを自然に持ち続けている人の気持ちって自然と魅力的に感じるのではないかなと思います。

そう、きっとそれは、Miniを好きってこともそうですね。快適さとは何かと言われれば、今どきの車で比べたら全然ないかもしれません。車の振動や、年式によっては暑かったり、車体も低いし、、

と人と比べたら良いものなんて、見えなくなってしまう事があります。

しかし、Miniと一体として走った喜び、操縦する楽しさ、あの可愛さを少しずつ自分の好みにしてより大切に感じる唯一無二のしあわせ、、

それはその人自身に感じる感性です。

この想いをずっとずっと大切にし続けたいキングスロードが大信頼している平田さん。

ぜひ、平田さんの作業がある時は見てみてくださいね。みるみるうちに魔法使いのような仕事人です。

みなさんが、これからも安心してMiniを好きでいられるように、これからMiniと出会うみなさんに魅了して頂けるように、

今日も平田さんの鉄を叩く音がキングスロードに響きます

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