今週の特集は西田さん。
長崎観光でクラシックMiniと出会い
思い返せばあっという間の16年前、、
西田さんのお母さんが九州出身で、ご自身がご結婚した時に親戚に挨拶に行こうと、
奥様と一緒に長崎へ。
親戚が観光案内へ連れて行ってくれるって迎えにじゃじゃーん!って現れたのが、西田さんにとって初めて存在をあらわにされたMiniでした。
長崎は街中も狭い道がたくさんあって、その小道をぐんぐん!ちょこちょこちょこ!いけちゃう感じと、綺麗な街並みの中走っていくMk1仕様にバリっと決めてあったそのMiniが風景とマッチしていたのが印象的だったようです。
これ買うしかない!
乗せてもらって、『これ、買うしかないな!』って次の週にはMiniのSHOPへ足を運んでいたそう。
新車同様の運命的な一台に出会うことができ、その頃は動かしたくないし、汚れたら嫌だって思うほどだったと、Miniを得たときの喜びは素晴らしかったようでした。
思い返せば、
当時は結婚したばかりでお子さんも産まれるという、普通だったら反対されるとこだったけど
奥さまは許してくれて、
今ではすっかり大きくなった子どもたちがMiniと一緒に過ごしてみえたんだなって思うと、この成長の背景にMiniがあり、その姿をも奥さまは愛されたことでしょうね。
オーバーホールで第二ステージへ
そして、15年経った程の時、
いよいよ第二ステージ。
オーバーホールの時期を迎えられました。
お金をもう一度かける時、金額的には車の買い替えをする時と同じ程なのでそれは慎重だったそうです。
『よし、お店を選ぼう』
様々なお店でMiniへの向き方、方向性を感じられたそうですが、なかなか心に響かず、、
キングスロードへ来た時、お店の雰囲気、スタッフの心、、『おぉ!』っと思ってくださったようなんです。
その時Bossとも初対面し、気さくな感じと、いい意味で調子が良いあのリズム感、、
でも、真剣な話をするとものすごく研究家で驚いたそうです。
もちろん、西田さんには違う車に乗り換える選択はありませんでした。
オーバーホールするからには、残りの生涯一生乗りたいという思いが感じられました。
楽しく乗りたいという思いと、これまで大切にしてきた一台そのものをずっと大切にしたいという思いが私達にも伝わってきました。
いつも思います。
これまで大切に乗ってきたMiniをまた預けてまたそれから先ずっと乗っていただくために、
その先の未来も預かるその想い。
ただオーバーホールするんじゃないって。
時間もかかるし、毎日乗っていたのをお預かりする。でも、それはこれからのMiniとの生活をこれまで以上に感じていただくために。
また第二ステージに走り続けるために。
西田さんは、オーバーホールする時と同時に内装も力を入れました。
イギリスにてフルオーダーされたメーターは
誰が見てもかっこいいと感じる世界に一つのもの。
13インチから12インチのこちらもイギリスより取り寄せたホイールも6.5Jのオーバーフェンダーを越すほどの存在感。輝きがたまりません。
しぶい一台です。
個性がオリジナルとして表現されるMiniは、本当に完成形がないですよね。
気持ち的なゴールは、、『この一台をずっと大切にしたい』という思いです。
ピカピカに乗りたいならMiniでなくてもいいんです。
人間も歳を重ねれば顔にシワが当たり前に出てきて、そのシワ一つも愛おしく感じることが、愛の形。
磨き上げていく心も大切だし、暖気、オイル交換、、そんな当たり前なことを大切にしている人はMiniも、その方自身も輝いて見えます。
物理的な輝き以上の光を持つ人は魅力的ですね。
西田さん、取材のご協力をありがとうございました。キングスロードエクストリームエンジンオーバーホール、、乗れば乗るほど時間が経てば経つほど楽しめれると言ってくださった笑顔が凄く嬉しいです(o^^o)